奥武蔵竹工芸資料館

日本の伝統技術や歴史、あらゆる竹製品を展示・即売しています。

多くの皆様に、見て・触れて・感じてほしい場所です。

竹工芸の匠の技

奥武蔵竹工芸資料館

奥武蔵竹工芸資料館は、創業80年の記念に建てられ、日本の伝統工芸である竹工芸の技術や歴史を伝える資料を展示しており、多彩な竹製品を展示・販売しています。竹の美しさと機能性を活かした製品は、そのしなやかさと丈夫さを体感できます。

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奥武蔵竹工芸資料館

資料館 1F は、竹製品の販売

奥武蔵竹工芸資料館

資料館 2F は、竹工芸品の展示場

新井竹芸が先代から歩んできた歴史やさまざまな竹工芸品が展示しています。

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竹に手を触れてみたい

あなただけの竹製品を作ってみませんか??

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体験工作したい

お店や、地域の学校で

体験教室を昔から行っています。<要予約>

資料館は、奥武蔵の里にあります。

資料館のある埼玉県日高市は、巾着田や高麗神社の名所があり、
低山ハイキングに有名な日和田山もあります。東京都内から日帰りで来れますので、是非お立ち寄りください。

館長 新井正一

屋号の「かごや」と共に

父(馬太郎)は昭和の時代を、竹職人として生きてきた。

かごがなければ日常生活がなりたたないといわれた時代、まさにかごは生活必需品であった。そんな時代にあって、父は地域に根ざした。

二代目は、息子の正一(現館長)
ところが昭和30年代になると、プラスチックなどの工業製品が出現し生活様式が急変して、この地方にも、せっかく技術を覚えた職人たちが去っていった。そんな中自分も果たしてこれから先、竹で生きていけるかという選択におわれるなかで、私は残された者の使命を痛感した。自分がしなければこの地方から竹の灯が消えていってしまう、こういう時代だからこそ竹の仕事を続けなければならないのではないか・・・。

それから昭和50年代になり、ざる、かごを使わなくれも生活していける時代がきてしまった。そこで父と相談し、竹の分野になにかないかと考えたすえ、「小型開運くまで」を開発した。このくまでなら、「1年間家庭を守ってくれたくまでを神社に納め、また新しい年には買う」ということでビジネスにつながる商品として今でも新井竹芸の主力商品である。

その他にも竹炭の開発、涼み台、幣束の串当で、その時代に合った商品の開発に力を入れ、これから先竹の代用品が多くなる時代に、竹の魅力を出した商品に力を入れていきたい。